昨シーズン、広島カープでただ1人、全試合にスタメン出場した 小園海斗 が、7年目のシーズンへ向けて愛媛での自主トレをスタートさせました。

朝は氷点下まで冷え込んだ愛媛県松山市。「野球」を広めたことで知られる 正岡子規 の生誕の地で小園海斗は、10日から自主トレを始めました。
小学生のころに所属していたクラブチームの先輩でもあるヤクルト・山田哲人 らと1月20日までトレーニングを行います。

広島カープ 小園海斗 選手
「1年間、しっかりと戦い抜けるメンタルと体というのを鍛えられるようにという思いで、ここに来ています」

年男だった去年は初めて全試合にスタメン出場。守備では本職だったショートから急きょ、サードにコンバートされ、難しさを痛感しただけに自主トレではセカンドも含めどのような起用にも応えられるよう “引き出し” を増やそうとしています。

午後のバッティング練習では “トリプルスリー” 3度の山田哲人と話し込む姿も…。練習はさきほどまで続き、初日から濃いメニューになりました。

ことしでプロ7年目。背番号は「5」に変わっても去年と変わらずグラウンドに立ち続け、誰もが認める “不動” のレギュラーの座を目指します。
小園海斗 選手
「(キャンプの)最初から勝負だと思いますし、レギュラー(の座)というのはないと思うので、つかみ取れるように、いちからまたがんばりたいなと思います。新しい背番号に変わりますし、新たな気持ちでがんばりたいなと思いますし、優勝できるようにがんばりたいなと思います」