17日(日)に行われる、全国高校ラグビー大会 広島地区決勝。44年ぶりの優勝を目指す崇徳高校ラグビー部を取材しました。

崇徳高校ラグビー部 上垣健太郎 主将
「(戦術への意識が)前よりは上がっていると思うけど、まだまだ尾道に通用するとは思っていないけえ…」

創部92年の歴史を持つ古豪・崇徳高校ラグビー部。ことしの広島県大会では5年連続の決勝進出を決め、県内最強の王者・尾道高校、撃破に燃えています。

上垣健太郎 主将
「緊張もあるんですけど、そのぶん、ワクワクもあって早く対戦したいなという気持ちがあります」

ことしの崇徳は、去年の決勝戦で課題として残ったタックル後のボールの奪い合いや、ディフェンスの精度を修正。さらに2週間に一度、遠征を行い、実戦経験を積むことでチーム力を向上させてきました。

崇徳高校ラグビー部 西山悠太 副主将
「相手の強いところ、弱いところはしっかり分析してきて、ぼくたちにも必ず勝機はあると思っているので(ピッチ上の)15人だけでなく、スタッフや応援してくださる方がた全員で尾道高校を倒して全国大会に出場できるようにがんばっていきたいと思います」

この努力も全ては長年、立ちふさがる壁を超えるため。44年ぶりの優勝、その先にある花園の舞台へ、17日(日)、尾道との決勝戦に臨みます。

17日の決勝戦の模様はRCC公式アプリIRAWで生配信します。また、試合のダイジェストはRCCテレビで20日深夜に放送します。