― 大理石の玄関で白い壁に重厚な色の扉ということで、きれいなお部屋ですね。


広島市西区にあるマンションの間取りは1LDKで広さは39平方メートル。家賃は7万7000円です。部屋選びのポイントについて、日本人と外国人では違いがあるそうです。


アンドリュー・ギブラーさん
「日本人だと陽当たりがいいとか、トイレ・バスが別になっているとかを重視していると思うが、外国人の方はキッチンのことやバルコニーがあるとか、周辺環境がいいとかを重視します」


こちらはカウンターキッチンで、コンロも3口ついています。


「(外国では)お客さまを接客するという文化がありますので、いすを置いて料理できるし、広いテーブルでほかのお客さまと食べることもできる」


「日本の常識が通用しないこともあり、説明に苦労することがしばしばです。礼金は、特にアメリカではないんですけど、申込金はありますので、申込金ではないと説明して、『こういうものは戻ってこない。敷金は大家さんへのギフト』と説明すると理解してくれます」


「広島に初めてくるときにわたしたちが最初に出会う人じゃないですか。それで広島・日本のイメージが変わる可能性もあるし、ぼくがいい店を紹介したり、いいところを紹介することによって、彼らの人生も変わる可能性もあると感じます」


― やりがいのある仕事ですね。
「はい、そうですね」


アンドリューさんは、部屋の紹介だけでなく、広島の魅力も伝えようと、きょうもスタッフと外国人を迎えています。

― グローバルな世の中になっても衣食住には文化の違いがあって、住まい選びで重視するものは違うんですね。外国人も好みの住まいを見つけて、広島での生活をエンジョイしてほしいです。アンドリューさんは、外国人のためにゴミの分別方法なども動画で紹介して、広島に住む外国人の生活をサポートしたいと意気込んでいました。