南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表される中、お盆を迎えました。いざという時に備え、防災グッズが広島でも売れているようです。
先週、「巨大地震注意」が発表され、広島市中区のエディオン広島本店では、防災グッズの需要が急拡大。すでに今月の売り上げは去年の同じ時期のおよそ20倍に伸びているということです。

そんな中で今、販売に力を入れているのが、ポータブル電源です。
エディオン 広島本店 フロアマネージャー 木野谷英樹 さん
「ドライブやキャンプに使ったりはもちろん、災害時には家電を使うことができるのがメリット」

防災リュックは急激な売れ行きで品切れになり、予約で対応している状況です。
エディオン 広島本店 フロアマネージャー 木野谷英樹 さん
「お盆で帰省して家族で防災について考える客が非常に増えていると感じる。防災意識も非常に高まっていると感じます」
ハンズ広島店でも防災グッズ売り場が好調で、前年の2倍近い売り上げが見込まれています。
お盆に入り、3世代で来店する人たちも増え、家具の転倒を防ぐグッズは品薄の状態が続いているといいます。
ハンズ広島店 片辺陽子 さん
「特に(家具の)上部に取り付ける耐震ポールがかなり需要が高くなっています」

水や簡易トイレなどをすでに備蓄していたものの、使用期限が切れ、買い換える人もいるようです。
ハンズ広島店 片辺陽子 さん
「ご家庭にある災害備蓄品を今一度、見直して足りないものがあれば追加で購入してほしい」
地震への備えを再確認するよう求める「巨大地震注意」の情報。ことしは例年以上に防災について考えるお盆となりそうです。
