小林康秀 キャスター「VFXの世界の魅力は?」
山崎貴 監督「本当に限られた人しか見ることができなかったものを、映画という形でいろんな人に見てもらえる。戦艦大和もそうですが、戦艦を再現するとかそういう仕事でいうと、ぼくはタイムマシンがあったら見に行きたいんですよ。当時の時間に触れてみたいんですけど、それは非常になかなかかなわないことなので、それを映像という形で体験できる」

戦争関連の作品を手がけることも一つのテーマになっている山崎監督。戦争にどのように向き合っているのでしょうか。

山崎貴 監督「やはりドキュメンタリーフィルムがあれば、けっこう事細かに見て、その時代の空気感みたいなものを感じますし、そのときの空気がどういうものだったのかを再現したいんですよ。極力、それを体験した人から直接聞いたぐらいの解像度の高い情報をどう手に入れるかなのです」