広島で黄砂を観測 これからさらに濃く 全国に飛来か

29日午前、広島地方気象台は黄砂を観測しました。広島での気象台職員の目視による定時観測は26日に終わりましたが、黄砂の飛来にあわせた臨時観測で確認されました。午前9時の時点では、視程(=水平方向の見通し)は17キロと薄い状況ですが、これから濃度は濃くなっていく予想です。

衛星画像を見ると、朝鮮半島や黄海に茶色いエリアが広がっているのが確認できます。これから日曜にかけて、北日本から西日本の広範囲に「黄砂」が飛来する予想となっています。

地上の観測では28日は中国大陸で非常に濃い黄砂が観測されていたほか、29日には朝鮮半島で黄砂を観測しています。