ことしの夏に開催される「沖縄空手少年少女世界大会」の県内予選が開かれ、子どもたちが日ごろの鍛錬の成果を披露しました。

この大会は空手の技や精神の継承を目的にことし8月に開かれる予定で、今月13日に沖縄空手会館で県内予選が始まりました。

機敏な技と動きが特徴の「首里・泊手系」の演武が行われ、鋭い突きや蹴りとともに道着がこすれる音が静まり返った会場に響きました。

大会には中学2年生までのおよそ1200人がエントリーし、初日は180人あまりが演武を行いました。

小学3年生の児童
「緊張したんですけど、1回戦に勝ってから2回戦でやる勇気が出てきた」
保護者
「きょう、1番の出来だと思います。今まで練習頑張って成果が出たのかなと思います」
女子児童
「自分の身を守るために、頑張って続けて空手の先生になりたいです」

予選を通過した選手はことし8月の世界大会に出場します。