普天間基地の辺野古移設に向け、沖縄防衛局が大浦湾側の海域での工事に着手してから一夜があけました。現場では1月11日も、石材を海に投下する様子が確認されました。

政府の「代執行」により工事の承認を受けている沖縄防衛局は、10日から軟弱地盤がある大浦湾側への石材投下を始めています。
11日は午前10時過ぎ、白い砂埃を舞わせながら、大型船に石材を移し替える作業が進められました。
そして午後0時半、2台のショベルカーを使って、石材が海に投下されました。

キャンプシュワブのゲート前で工事車両をチェックしている市民によると、石材を積んだダンプカーが通るようになったのは9日からで、11日はおよそ30台のうち、10台ほどに石材が積載されていたということです。
ゲート前ではあす10時から、市民らが工事強行に抗議する大規模な集会が予定されています。