10日に着工した大浦湾側での工事について、沖縄防衛局は「サンゴには影響を与えない」との認識を改めて示しました。

名護市辺野古の大浦湾の埋め立て予定地には、小型サンゴ類およそ8万4000群体などが生息していて、沖縄防衛局は県に対し移植を申請していますが県は許可していません。

こうしたなか、移設工事に伴う環境保全策について指導・助言を行う国の環境監視等委員会が開かれ、きょう着工した工事について沖縄防衛局は「サンゴには影響を与えない」との認識を改めて示しました。

一方で、埋め立て区域内には依然として移植が必要なサンゴが生息しているため、沖縄防衛局は県に対し、引き続き移植申請の承認を求めていくとしています。