国が前例のない代執行に踏み切ったことを受け、玉城知事は「地方自治体が国の裁定的関与の問題点を総点検する節目に来ている」と訴えました。
玉城知事
「代執行に踏み入ることについての問題は、沖縄県だけの問題ではありません。全国地方自治体が、この国の代執行や裁定的関与について、どのような問題点があるかということを明らかにして、政府に対して何を求めていくかの問題点を今般、我々は総点検しないといけない節目に来ていると、改めて申し上げたいと思います」

県は、福岡高裁那覇支部が国の訴えを認め、県が敗訴した高裁判決を不服として12月27日に最高裁判所に上告していて、玉城知事は引き続き、国に対し対話による解決を求めていく考えを示しています。

玉城知事は、28日午後、改めて会見を開き、国が行った代執行について県の考えを述べる見通しです。