普天間基地の移設工事をめぐって福岡高裁から埋め立て計画の承認を命じられている県は24日、行政学者と意見交換会を行いました。
行政法学者は最高裁に上告するよう進言しています。
普天間基地の移設先とされる名護市辺野古沖での軟弱地盤工事をめぐり福岡高裁那覇支部は今月20日、国の訴えを認め県に対し25日までに工事を承認するよう命じています。
これをうけて県は24日、行政法学者を交えた意見交換会を行ました。
溜政仁知事公室長
「(代執行訴訟の)判決については納得しがたいご意見があって」
(Q基本的には上告?)
「行政法学者の意見は基本的にそうですね」
行政法学者からは、公有水面埋立法上の県の違法性が言及されているが、具体的にどのような点に問題があるか示されていないなど、福岡高裁那覇支部の判決に対する問題点が挙げられたということです。

この報告を踏まえた上で、肺炎で入院中の玉城知事は承認するかしないか最終的な判断をすることにしています。