自衛隊とアメリカ軍が14日から実施する日米共同訓練を前に、訓練が実施される与那国島などでは準備が進められています。

自衛隊とアメリカ軍は10月14日から31日までの間、離島防衛などを想定した共同訓練『レゾリュート・ドラゴン』を九州や沖縄本島、石垣島や与那国島など各地で実施する予定です。

訓練は日米あわせておよそ7300人が参加する大規模なもので、日米共同の調整所を設置する訓練などが行われる予定の与那国島には12日、自衛隊の輸送ヘリが到着し自衛隊や米軍の関係者が降りてくる様子がみられました。

関係者によりますと与那国駐屯地や石垣駐屯地などの自衛隊施設には、すでに訓練に必要な人員や機材が移動し、訓練開始に向けた準備がすすめられているということです。

自衛隊は今回、石垣空港で初めてVー22オスプレイを使った輸送訓練を計画しているほか与那国空港の使用も検討していて、県はそれぞれ自粛するよう求めています。