普天間基地の辺野古への移設工事をめぐり、国土交通大臣が県に対し工事を承認するよう「指示」する文書が29日、県に届きました。来月4日までに工事を承認するよう県に求めています。
普天間基地の辺野古への移設工事をめぐり、国土交通大臣は9月28日、玉城知事に軟弱地盤の改良工事を承認するよう『指示』する文書を送り、29日にその文書が県に届きました。
県によりますと、文書では来月4日までに工事を承認するよう県に求めているということです。

国は県が期限までに『指示』に従わない場合高裁に提訴し、県にかわって国が工事を承認できる『代執行』によって辺野古沖の工事を進める考えです。
29日の会見で斉藤国交大臣は、県が敗訴した今月4日の最高裁判決などを踏まえ、「いずれも適切な対応だ」などと述べています。