アメリカの平和団体「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」のメンバーが、アメリカ軍北部訓練場のゲート前で、返還地に放置されている廃棄物の撤去を求めて抗議活動を行いました。
アメリカの退役軍人などでつくる「ベテランズ・フォー・ピース」のメンバー3人は22日、チョウ類研究家の宮城秋乃さんとともに東村高江にある北部訓練場の返還地を訪れ、空き瓶などの廃棄物を回収しました。
メンバーらは回収した廃棄物を北部訓練場のメインゲート前に並べ、集まったおよそ20人のアメリカ兵に向かって廃棄物はアメリカ軍が残したものだとして、軍による撤去を求めました。
VFP市民メンバー パット・エルダーさん
「アメリカ軍はここでやりたいことが何でもできる。その根底にあるのは日米地位協定だ」
抗議を始めてからおよそ1時間後に、アメリカ兵はゲート前に置かれた廃棄物を回収し、基地の中へと運び入れました。