いよいよあすから始まる春のセンバツ甲子園。初日から登場する沖縄尚学も初戦に向けて意気込んでいます。

佐野春斗主将「大阪に来てからはすごくまとまりも出ていますし、初戦に向けていい準備が出来ていると思います」

9年ぶりの出場、九州大会王者としてこのセンバツも上位を目指す沖縄尚学。大阪入り後も、一つのミスが命取りになる“守り”を重点的に意識して練習に取り組んでいます。

比嘉公也監督「守りでミスをしないっていう、これが大前提かなと思っています。取れるアウトをどんな形でも取るところは、甲子園大会で見せてほしいし、成長してほしいなと思っています」

先発が予想される、エース・東恩納蒼は、初戦のマウンドに向けて軽めの調整。今月に入ってからは実戦形式の練習をメインに、対バッターとの感覚を磨いてきました。

東恩納蒼投手「実戦で自分のストレートがどこまで通用するのかっていうのも確かめることが出来ましたし、空振りなども多くとれていたので自信を持って、臨めることが出来ています。ロースコアになることが予想されるので、投げ勝ちたいなと思っています」

一方、秋の公式戦ではチーム打率4割を超えた強力打線は、この春も好調を維持。
140kmを超えるストレートと、多彩な変化球を操る大垣日大の好投手・山田を想定し、小技を駆使しながらの得点を狙っています。

佐野主将「そう簡単に自分たちのやりたいことが出来るとは思っていないですし、少ないチャンスをものにして最終的に相手より1点でも多くとって勝ち切れればなと思います。小さい頃から夢見ていた舞台なので、気負うことなく自分たちの野球をやって、思いっきり楽しみたいなと思います」

3度目のセンバツ制覇を目指す沖縄尚学。まずは大垣日大との初戦に集中し、あすの開幕を迎えます。