那覇空港の滑走路上で航空自衛隊のF15戦闘機が着陸後に動けなくなった先月の事故で、空自が県や那覇市に対し、着陸の際に「脚が折り畳まれた」とする趣旨の説明をしていたことが分かりました。

この事故は先月18日午後1時前、ミサイルを搭載した空自のF15戦闘機が、領空侵犯を警戒するための任務を終え、那覇空港の第2滑走路(B滑走路)に着陸した際、滑走路上で左の主翼を地面に接触させ動けなくなったものです。

航空幕僚監部はその日のうちに事故調査委員会を設置しましたが、原因の特定には至っていません。

一方、県や那覇市によりますと空自は先月末、事故概要の説明に訪れた際、「原因の特定は事故調査委員会が行う」としたうえで、着陸時に戦闘機の脚が格納される方向に折り畳まれたと説明したということです。

主脚が格納方向に「折り畳まれた」ことによる着陸トラブルか(写真:8月18日 那覇空港)


空自那覇基地は事故後、スクランブル発進などの任務を除く訓練を停止していましたが、点検や隊員への再教育、地元への説明を終えたとして、今月1日から訓練を再開しています。

県と市は空自に対し、事故でB滑走路が閉鎖され民間機に大きな影響が出たことを指摘し、再発防止の徹底を申し入れたということです。