魚や爬虫類など、様々な生き物が “透明な標本” となって紹介されている展示会で、作者自身が作品を解説するギャラリートークが行われました。
浦添市美術館で開催中の新世界『透明標本』展では、生き物の骨格を解剖せずに観察することができる透明骨格標本、約500点が展示されています。
透明骨格標本は、小さな生き物の骨格を研究するための技法で、生き物の肉質を薬品で透明にします。硬い骨は赤く、やわらかい骨は青く染められ、髪の毛よりも細い骨の1本1本がくっきりと見えます。
透明骨格標本を制作した冨田伊織さんは23日、浦添市の会場を訪れ、来場者と一緒に会場を巡るギャラリートークで制作への思いなどを語りました。
透明標本作家・冨田伊織さん:
「僕が透明標本を見て『これすごいな』と思うところを、盛り込んだ。沖縄は生き物が多い土地ですので、自分たちの身近な存在の、また違った見方を感じてもらって、感じ方を広げていただければ嬉しいなと」
訪れた人たちは生き物の内なる美の世界を堪能しながら、命をより身近に感じている様子でした。新世界『透明標本』展は9月6日まで、浦添市美術館で開かれています。








