与野党による攻防が深夜にまで及んだ県議会。8日開かれた各会派の代表者による会議でも意見が対立し、9月の県知事選を見据えた駆け引きが続いています。

8日の各派代表者会では3つの決議や意見書、さらに辺野古での船転覆事故をめぐる特別委員会設置について協議が行われました。

立憲民主党の参院議員が「自衛隊は経済的に厳しい子が行く」と発言したことへの抗議決議を目指す自民に対し、与党会派は本人がすでに謝罪・撤回し、党による処分が行われたとして反発。

一方、去年「ひめゆり」をめぐる発言で批判を浴びた自民党の参院議員に対し、その後も沖縄戦について歪んだ歴史認識を重ねて主張しているとして再度の抗議決議を求めたほか、自民党が求める特別委員会設置にも反対し、意見の一致には至りませんでした。

島尻忠明 議員:
「(自衛隊員の)家族の心の傷は大変大きなものがあると思いますので、しっかり決議をするべきだと思っております。自衛官(に関する発言への抗議)そして、特別委員会については、しっかりと上程させていただきたい」

山内末子 議員:
「(自衛隊への発言は)本人が参議院の委員会の中で即座に謝罪し撤回をいたしております。学校の教育に対して、県議会が政治の場所からそれをチェックをするという権限は私たち(県議会)にはないと思っている」

与野党ともに政局にすべきではないとしていますが、9月の県知事選を見据えて対立は深まっており、7月13日の最終本会議まで激しい駆け引きが続きます。