M9クラスの地震で海底が2m近く隆起した痕跡も

地殻変動の記録がサンゴに刻まれている

過去5000年の間に3回のサイクルが確認されていて、現在は250年前に八重山諸島を襲った「明和の大津波」から続く、新たな活動期の入り口にいる可能性があるといいます。

研究の結果からは、過去にM9クラスの地震で、海底が1メートルから2メートル近くも一気に押し上げられた痕跡がうかがえ、中村教授は「今後も同じ規模の地震が起こる可能性がある」と警鐘を鳴らしています。

「今は、沖縄県が想定している明和の大津波クラス(※1)の地震、津波に備えるのが大事です。 ただし、それに備えたから大丈夫、ではなくて、もしかしたらそういうそれを超えるものも起こるかもしれないと考えておく必要があります」

沖縄でも起こりうる超巨大地震。日頃から災害に備えることが、私たちの命を守ることに繋がります。

※1 1771年に発生し八重山・宮古諸島で1万2000人を超える死者を出した大津波。地震の規模はM7.4だったとされる(出典:石垣島地方気象台資料)