興南高校とエナジックスポーツが激突した強豪私学同士の決勝戦は、延長までもつれる大熱戦の末、エナジックが2-1で興南を下し、九州派遣の切符を掴みました。
出場55チームの頂点、1枚の九州切符をかけた春季大会決勝戦。
5年ぶりの優勝を目指す興南と、去年春のセンバツ甲子園にも出場した新鋭・エナジックスポーツ。勝負の夏に弾みをつけるべく、両校の意地がぶつかりました。
試合は序盤、投手戦。興南高校のエース、後藤葵季がキレのいい変化球で相手打線を打ち取りリズムを作ると、エナジックスポーツの先発、花田琉空も興南打線に的を絞らせず、スコアボードに「ゼロ」が並びます。
試合が動いたのは5回。興南は2死二塁で、9番・スタメン起用の期待に応えた新2年生、上野隼が先制打を放ちます。
その後、エナジックスポーツは6回、走者を二塁に進め、1番の玉城成琉が適時打。持ち前の機動力を生かして、すぐさま同点に追いつき、試合は延長タイブレークにもつれます。
そして10回、相手エラーもあり無死満塁の好機を作ったエナジックスポーツは、7番の宮城萌がレフトへ安打性の打球を放つも、興南の大城が好守を見せ、併殺に。

その間、三塁走者・富盛恭太が本塁を狙う好走塁でついに勝ち越しに成功します。その裏は最速140キロを超える剛腕、抑えの川崎大翔がマウンドへ。反撃を封じたエナジックスポーツが熱戦を制して春の頂点に立ちました。
川崎大翔:
「ストレートだけで、気持ち込めて。絶対抑えてやろうという気持ちで投げました」
富盛恭太:
「1個上(の世代)とは違って打撃がそれほど良くない。(延長10回の好走塁で)セーフになったときは、やってやったぞ、と。夏の甲子園をしっかり叶えられるよう頑張っていきたい」
優勝したエナジックスポーツは、春のセンバツ甲子園に出場した沖縄尚学とともに、今月18日から鹿児島県で行われる九州大会に出場します。なお12日には、夏の大会第1シードをかけ、エナジックスポーツと沖縄尚学とのチャレンジマッチが行われる予定です。








