地元の再三にわたる中止要請をよそにアメリカ軍は、23日嘉手納基地でパラシュート降下訓練を強行しました。嘉手納での訓練は今月に入り2回目となります。

米軍嘉手納基地では23日午後3時半頃、訓練に参加する兵士らを乗せたと見られる空軍の特殊作戦機MC-130Jが離陸しました。

そして上空を旋回しおよそ40分後、兵士が次々とパラシュートで降下し訓練が強行されました。

県内でのパラシュート降下訓練は「原則伊江島で実施する」と1996年のSACO最終報告で日米両政府が合意していて、県や地元自治体が再三に渡って中止を求めています。
しかし、今月に入りこれで2回目で、ことし7回目の強行となりました。
嘉手納基地では去年1年間にSACO合意以降で最多となる9回もの訓練が実施されていて、半ば常態化しています。








