
歓喜の優勝から1ヶ月。甲子園を沸かせたWエースと共に新たなスタートを切った沖縄尚学の新チーム。センバツ出場を目指す秋の初陣として、那覇商業と対戦しました。
沖尚先発は、夏の甲子園で登板機会のなかった田場典斗。しかし2回。2本のヒットを浴び、3塁1塁とピンチを招きます。
ここで、那覇商業はスクイズを仕掛けるも、田場が冷静に捌き、ホームタッチアウト。失点を防ぎます。
すると4回。沖縄尚学は2アウトながら3塁にランナーを進め、6番慶留間大武。
センター前にはじき返し、試合を動かします。さらに6回には、3塁2塁として5番、秋江駿斗!
要所でしっかり得点を奪い相手を突き放します。後半も、田場の後を継いだ饒平名麻貴人が好リリーフで那覇商業打線を封じ、7回コールド勝ち。
甲子園、夏春連覇の偉業を目指し、秋の一歩を踏み出しました。
▼山川大雅 主将(沖縄尚学 2年)
「秋季大会はセンバツにつながっているので、まずこの1戦必勝という部分で、この1戦目を大事にして戦いました。末吉と新垣が甲子園という舞台で活躍したので自分たちも同級生という部分で、もう一回戻って自分たちも活躍する気持ちで日々練習に取り組んでいます」
まずは、2枚の九州切符を目指して。大会は2回戦を終えてベスト16が出揃っています。
この秋の沖縄大会は、夏春連続を目指す沖縄尚学、そして他の学校も「打倒沖尚」を目標に高いモチベーションで臨んでおり3回戦以降もハイレベルのプレーが期待できそうです。大会は来月12日に決勝戦が行われます。