セクハラ問題が指摘されている沖縄県南城市の市長が、女性職員に対し被害を受けたと口外しないよう迫るやり取りの音声データをJNNが入手しました。

南城市の古謝景春市長は、市が設置した第三者委員会で職員へのセクハラを認定されていますが、その報告内容を否定し辞任なども拒否しています。

▽8月14日の会話音声
古謝市長「だから『それ以外、決議 決議変なことやられてない』って言ってね」
女性職員「ハグとかされたことですか?」
古謝市長「そうそうそう、ハグはやったさあね」

古謝市長「あんたが(議員に)言ってるのかと思ってさ」
女性職員「私にした時のこと?」
古謝市長「あんたが言ってなかったら僕はずっと否定するからさ」

音声では、市長が女性に対し、ハグしたことを認めつつ、キスなどを念頭に「『変なことやられていない』って言ってね」などと口外しないよう迫る様子が分かります。

市議会では今週金曜日に不信任決議案が提出される見通しで、可決されるかが注目されます。