来年度予定されている陸上自衛隊第15旅団の師団格上げについて、機動戦闘車を備えた「偵察戦闘隊」を編成するなどして、約1600人増員する計画です。

南西諸島の防衛力強化を目的に陸上自衛隊第15旅団は来年度、師団への格上げが予定されています。

防衛省関係者によりますと、師団格上げに伴い約1600人増員する計画で、16式機動戦闘車を備えた「偵察戦闘隊」などを編成するほか、司令部の庁舎を一部地下化するということです。

また防衛省は29日、来年度予算案の概算要求について、過去最大の8兆8454億円を計上したと発表しました。

沖縄関係の予算は2100億円となっているほか、海外での紛争で戦闘のあり方が変化していることを受け、無人機の取得に過去最大の予算を計上しています。