本部町の海洋博公園で、県内初公開となる世界最大級の花が開花しました。大きいだけではなくギネス世界記録をもつ「くさい花」です。

20日に開花したのは、インドネシア・スマトラ島に自生するコンニャクの仲間で、世界最大級の花「ショクダイオオコンニャク」です。

見た目がろうそくを立てる台「燭台」に似ていることから名付けられていて、くさい臭いを放つため「最もくさい花」としてギネス世界記録に認定されています。

▼那覇市から訪れた男性
「どちらかというと、いい香りじゃないですよね。これは悪臭ですね。ホント」
▼中城村から訪れた女性
「南国の果物が腐った臭いがします」
▼沖縄市から訪れた女性
「お肉腐ってる。ふっふっふ」
▼海洋博の熱帯ドリームセンター・大城なご美さん
「花の大きさと、かっこいいフォルムを見ていただきたいです」

海洋博公園にある熱帯ドリームセンターでは、およそ20年前から栽培に取り組んでいて、花に関する情報が無いなか手探りで研究を続け、今回の開花に至ったということです。

「ショクダイオオコンニャク」のくさい臭いはもう楽しめませんが、しばらくの間展示しているということです。