琉球王国時代に王の世継ぎが住んでいた、那覇市の中城御殿の再建現場で、複数の遺構が新たに見つかったことが13日に開かれた整備検討委員会で報告されました。
中城御殿は沖縄戦で首里城とともに焼失しましたが、去年11月から再建工事が行われています。
このうち御内原エリアで発見された遺構は建物を支えていた基礎の部分で、これを保護するために、再建は当初の計画より約1メートル50センチかさ上げして行う方針です。

中城御殿は、2019年の火災焼失からの再建が進む首里城正殿と同じ、2026年を目指しています。