学校で運動部やスポーツサークルに所属していた人は、所属していなかった人に比べ、卒業後に運動をする頻度が高いことがスポーツ庁の調査で明らかになりました。

去年、全国の6歳~79歳の男女合わせておよそ6万人を対象に行われた調査では、高校や大学などのいずれかで運動部やスポーツ系のサークルに所属していた20代と30代を、所属していなかった同年代と比べたところ、「週1日以上運動する」のは経験者で50.5%、そうでない人で33.1%と差がありました。

体力テストの結果も、25歳~29歳を見ると、男女ともに経験者の平均が7点近く高い結果となりました。

ただ、年齢が上がるにつれて差は縮まるため、スポーツ庁は「運動をしていた人はいつまでも自分の体力に自信があるが、衰えるので気を付けてほしい」としています。