再建工事が進む首里城正殿の外観が完成し、7日その全貌が報道陣に公開されました。

火災による首里城正殿の焼失からおよそ5年9か月となる先月、外観が完成し正殿を覆っていた作業床を撤去した状態でその全貌が報道陣に公開されました。

▼清水建設・奥村耕治工事長「正面の向拝は、かなりきらびやかな彫刻が入っていて30年前と比べて変わっています。30年前は繊細な彫刻が入ったが、今回はかなり重厚感のある彫刻が座っているので設計段階での思いがわかると思う」

沖縄総合事務局によりますと、正殿を覆っていた素屋根がことし10月に全て解体され、その後、正殿につながる西之廊下と南之廊下の再建が始まるということです。