沖縄に駐留する米兵・米軍関係者による性的暴行事件が相次いだことをうけ、日米が再発防止策などを協議する「フォーラム」の初会合が9日、行われましたが、具体的な対策は議論されませんでした。
▼上江洲記者
「間もなく非公開でフォーラムが行われるキャンプフォスターには、続々と関係者が集まってきています」

会合には日米両政府や県の代表らが参加しました。県によりますと、米軍側から、既存の再発防止策について説明があったほか、新しく着任した隊員へのオリエンテーションの更新にむけて、参加者に意見を求めたということです。
▼溜政仁 知事公室長
「(県からは)これをやってくれというような発言はしていないです。今回、それぞれからの提案があったものについて、実際に行っていくということが重要ではないかというふうに考えている」

米軍関係者による性的暴行事件が相次いだことからフォーラムの開催に至りましたが、今回は参加者がこれまでに取り組んだ再発防止策の確認にとどまり、具体的な対策について言及はなかったということです。
またフォーラムは原則、年1回の開催となり、個別具体的な案件は都度協議していくことになります。








