アメリカ空軍嘉手納基地の2つの飛行隊に所属するF-15戦闘機が老朽化のため来年退役し、その後はF-22戦闘機を6ヶ月交代で送ることを計画していると、イギリスのメディアが報じました。
中国の脅威に対する対応、予算、課題などについて識者に聞きました。

イギリスのフィナンシャル・タイムズによりますと、アメリカ空軍は来年、沖縄に駐留するF―15の飛行隊をアメリカ本国とローテーションする部隊に置き換えることを計画しているということです。
F-15が嘉手納基地を離れた後は、アラスカからF-22戦闘機を6か月交代で送ることを検討しています。

記事では複数の軍事専門家が「部隊のローテーションが切れ目なく行われるかは不透明」などの理由で中国を抑止する能力が弱まる可能性があると指摘しています。

一方で「嘉手納基地は中国のミサイルに弱く、ローテーション配備にはメリットもある」とする別の中国専門家の声も伝えています。
この動きについて専門家はどう見るのか。話を聞きました。