南米・ペルーで開催中のウエイトリフティング世界ジュニアユース選手権で、本部町を拠点に練習する3選手が大健闘をみせました。
14歳で17歳以下の世界ユース選手権に挑んだ本部中3年の61キロ級、比嘉歩は得意のスナッチで大健闘です。2回目で、自身が持つ日本中学記録を1キロ超える111キロに成功。年上ばかりのユース世代でスナッチでは堂々の銅メダルを獲得しました。クリーン&ジャークとのトータルでも8位入賞です。

一方20歳以下のジュニアの部に出場した姉の名桜大学2年、比嘉成。55キロ級にエントリーするも体重を規定の2キロ減の53キロにあえて落して大会に臨んでいました。
新階級の53キロ級で実施されるシニアの世界選手権の出場権を得るため、基準記録のトータル190キロ超えをめざした比嘉成は、見事193キロをマーク。10月の世界選手権出場を濃厚にしました。
そして日本時間の1日開催された男子55キロ級でも、本部高校2年の天久星七がユースの部のスナッチで銅メダルを獲得。本部町を拠点に研鑽を積む3選手が世界で堂々の試技を見せました。