ステルス戦闘機の運用が可能なアメリカ海軍の最新型の強襲揚陸艦「トリポリ」がうるま市のホワイトビーチに寄港しているのが確認されました。

ホワイトビーチに寄港したのはアメリカカリフォルニア州のサンディエゴ海軍基地を母港とする強襲揚陸艦「トリポリ」です。
今月23日頃入港したとみられ25日午後は東側の桟橋に接岸されていて飛行甲板の上にMV-22オスプレイやCH-53ヘリなどが確認されました。
全長およそ260メートルの「トリポリ」は一昨年の7月に就役したばかりの最新型の強襲揚陸艦でステルス戦闘機F-35Bをおよそ20機運用できるとされています。

日本には今年5月初めて山口県の岩国基地に入港していました。
ホワイトビーチへの寄港はこれが初めてとみられ物資の補給や乗組員の休養のため立ち寄ったものと推測されます。

今月に入りホワイトビーチには沿海域戦闘艦「オークランド」やドック型輸送揚陸艦「ニューオリンズ」など艦船の入港が相次いでいて海洋進出を強める中国などを念頭にアメリカ海軍が東シナ海や南シナ海での活動を活発化させているものとみられています。