那覇空港では国内外から沖縄を訪れる観光客に対しゴールデンウィーク中の水の事故への注意が呼びかけられました。

水難事故防止の呼びかけは、県や警察、第11管区海上保安本部などが行ったもので、マリンレジャー時の注意が記されたエコバックやパンフレット、ステッカーなどが配られました。

去年県内で発生した水難事故は過去最多の128件で、45人が死亡しています。

また、外国人観光客の水難事故は去年が19件と、おととしの2件を大幅に上回ったことから、国際線ターミナルでは中国語での呼びかけも初めて行われました。

▼県警本部 地域部地域課 知念佳奈恵 巡査長
「(中国語での呼びかけは)初めてでした。普段はパトカーに乗って警ら活動をしているのですが、こういう機会に私の中国語を使って中国の方々が事件事故に遭わないように声かけできたのはとても良かったと思います」

外国人観光客の水難事故の増加は、コロナ禍明けの人流の活発化や、マリンレジャー客が増えたことが背景にあるとみられています。