東京オリンピックのレスリング・グレコローマンスタイル77キロ級の銅メダリストで去年現役を引退した屋比久翔平さんが、五輪選手団のために作られたブレザーなどを母校に寄贈しました。

屋比久さんの母校・浦添工業高校に贈られたのは東京オリンピックの開会式用に作られたブレザーなどの公式服装です。
後輩たちに刺激を与えたいと、母校に寄贈することを決めたということです。
▼東京五輪銅メダリスト・屋比久翔平さん
「僕だけだったらちょっとあれですけど、めっちゃかっこいいじゃないですか。オリンピック競技じゃなくても、これを見て自分がかっこいい姿になることを想像してもらえたらいいなと思います」

レスリング部員を代表してあいさつした1年の徳比嘉礼仁選手は「屋比久先輩のような選手を目指して練習に取り組んでいます。将来は夢や目標を与えられる選手になりたい」と語り、早くも刺激を受けた様子でした。

屋比久さんは4月からは県立北部農林高校の教諭として新たな道を踏み出します。