オリンピックのメダリストを招いた合同練習会が開かれ、子どもたちが世界最高峰の技術を体感しました。

競技力向上のため、南風原高校で開かれた県レスリング協会主催の合同練習会。ロンドンオリンピック金メダリストの米満達弘コーチと、去年パリオリンピックで
銀メダルを獲得した高谷大地選手が参加しました。

▼指導する高谷大地選手「回るとやりにくいからそのままで構えて。その場でしゃがんで、その場でしゃがんで、そうそうそう。そういうこと」

レスリングを始めたばかりの子どもたちから、全国大会で活躍を誓う高校生など幅広い世代の選手たちが憧れのオリンピアンから直接指導を受けました。


最後に行われたスパーリングでは、高校生たちが実際に2人を相手に技をかけ、世界トップレベルの技術を肌で感じていました。

▼南風原高校・當銘虎ノ介主将「自分のできることをやってどこまで通用出来るのかっていうことを試してみたかった。沖縄って強い選手とかもスパーの機会があまりないので、とてもいい時間になったと思います」

▼パリ五輪銀・高谷大地選手「レスリングを好きで楽しそうにやっている姿を見るとやっぱりもっともっと色々な子たちにこの楽しさを知ってほしいなと思う機会にもなります。一生懸命何かを覚えようとすることを大事にして、こういう風に取り組んでいく姿勢っていうのを何か伝えられたらなと。そこを大事にしてほしいなと思いますね」

▼ロンドン五輪金・米満達弘さん「実戦練習も一緒にやったんですけど、やはり強い選手も多いのでこれからオリンピック選手が絶対ここの地で生まれると思いました」

▼西尾瑛示さん(小4)「とても強そうで、教え方もとても上手でよかったです。将来そういうメダルをとれるように頑張りたいです」

最後は即席のサイン会を開き、実際にメダルを間近で見せてもらった子どもたち。未来のオリンピアンを目指し気持ちを新たにしていました。