15日朝、大宜味村の国道58号で、ダンプカーや軽乗用車3台が絡む事故があり、5人が重軽傷を負いました。このうち軽乗用車に乗っていた18歳の男子高校生2人が意識不明の重体です。

事故があったのは大宜味村大宜味の国道58号で、15日午前8時過ぎ、軽乗用車が国道58号を北上中、前方の乗用車を追い越して反対車線にはみ出し、対向車線を走っていた10トンダンプカーに正面衝突しました。

軽乗用車には18歳の男子高校生3人が乗っていて、運転席と後部座席の2人が意識不明の重体となっています。助手席の1人も病院に搬送されましたが、軽傷で命に別状はないということです。

事故の衝撃でダンプカーは軽乗用車に追い越された乗用車に衝突し、ダンプカーを運転していた77歳男性、乗用車の39歳男性が軽傷を負いました。

この事故で、国道58号の上下2車線が事故現場付近の約400メートルの区間で約3時間30分通行止めとなるなど交通に大きな影響が出ました。警察が詳しい事故の原因を調べています。

現場に残されたダンプカー