先月、石垣市内の放課後児童クラブで、小学生がマシュマロをのどに詰まらせ意識不明となる事故が起きていたことが分かりました。

石垣市によりますと、先月22日夕方、石垣市内の放課後児童クラブで、小学生がおやつのマシュマロを食べていたところ、のどに詰まらせたような表情をしているのにスタッフが気づきました。

スタッフは背中を叩くなどし詰まっていたマシュマロを取り出しましたが、小学生は意識不明の状態で病院に運ばれました。

現在も入院中で意識は戻っていないということです。

事故の発生から10日後の公表になったことについて、市は事実確認や事故が起きた児童クラブの保護者への説明などに時間を要したとしています。

市は「学校など関係機関と連携し子どもたちの心のケア並びに再発防止に取り組む」とコメントし、児童クラブへの消防による救急法講習を今月にも実施するとしています。

沖縄県は石垣市から事故の翌日の先月23日に報告を受け、その日に国に報告したということです。

また、先月25日には、県内の自治体の放課後児童クラブを担当する部署に対し、事故内容を共有したほか、子どもにおやつや食事を提供する際の注意事項やのどに詰まらせた際の救急対応などについて通知したとしています。