先月、那覇市の自衛隊施設敷地内で発生した火事について、不発弾が原因だった可能性があることが分かりました。

先月27日、航空自衛隊那覇基地の施設内で、およそ1000平方メートルの範囲にわたり雑草などが燃えた火事について、消防が実施した調査で現場付近から不発弾の疑いがある30センチほどの金属片がみつかり、自衛隊が回収していたことが分かりました。

消防によりますと、金属片は錆びて腐食が進んだ状態で、現時点で不発弾とは断定できないということです。

一方、当時現場近くで破裂したような音を聞いた人がいるということで、消防は不発弾が破裂した可能性も視野に調べています。