4日に行われる別府大分毎日マラソンに出場する旭化成の丸山文裕。競技生活の集大成と位置づけて、自己ベストの更新、上位入賞を目指しています。

大分県佐伯市出身で大分東明高校から旭化成に進んだ丸山文裕(33)。2時間7分台の自己ベストを持ち、去年はパリオリンピックの代表選考レースにも出場しました。7年ぶりの別大出場の丸山は、今年の大会を15年にわたる競技生活の集大成と位置付けて臨みます。

丸山文裕(旭化成)

(丸山文裕)「もともと高校の時から本当にこの大会で優勝したいという気持ちをもって旭化成に入社した経緯もあったので、だったら最後に別大でしっかりと結果を残してそれで辞めたいと思いました」

高校時代は、都大路に2回出場し、将来が期待された丸山。初マラソンでサブテンを達成するなど、名門チームの中で存在感をアピールした時期もありましたが、けがが多く、苦しいことばかりだったと振り返ります。

現役最後の舞台は別府大分のシーサイドコース。丸山は感謝の思いを胸にラストランを迎えます。

(丸山文裕)「地元、大分の皆さんに今まで応援していただいて、その感謝を示せるような走りをしたい。自己ベストを更新したうえで上位入賞、優勝ができたら思い残すことはない」