大分県竹田市のキャンプ場で5日未明、50代の男性が就寝中にテントが燃える火事がありました。男性は手にやけどを負い、病院に運ばれました。

竹田市久住町にあるキャンプ場で5日午前3時半ごろ、利用客から「芝生が燃えている」と119番通報がありました。火は約30分後に消防が消し止めましたが、テントや芝生など約12.5平方メートルが燃えました。この火事で、燃えたテントの中で就寝していた50代の男性が手にやけどを負い、病院に搬送されました。

警察によりますと、男性は県外から2人でキャンプ場に訪れていて、出火当時、2人は別々のテントで寝ていたということです。

このキャンプ場は全面芝生となっていて、男性が就寝前に薪や炭を使って料理をしていたことから、火の不始末が原因で芝生が焼け、テントに燃え移ったのではないかとみられています。

冬の時期は空気が乾燥しているため、警察はキャンプ場で料理などをする際、火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。