11月26日に宮城県で行われる女子駅伝日本一決定戦クイーンズ駅伝。2年ぶりに出場する大分県勢のキヤノンが全国の舞台で健闘を誓いました。

創部15年目。大分市に拠点を置き、部員11人が所属するキヤノンアスリートクラブ九州。10月に福岡県で行われた全日本の予選会では、過去最高の11位でフィニッシュし、全国への出場権を手にしました。今年6月に就任した後藤透監督は、夏場に走り込んだ成果が出たと、予選会での走りに手ごたえを感じています。

後藤透監督

(後藤透監督)「みんなにきつい練習をさせたから、その結果がこういった形で現れたからすごく良かったです」

チームのカギを握るのが、キャプテンを務める大分西高校出身の日隈彩美。予選会では1区を走りチームに流れを作りました。

日隈彩美

(日隈彩美)「1年間、プリンセス突破のために頑張ってきたので、実現できて良かったです。全国では最後まで粘り強い走りを見てほしいです」

予選会で3人抜きの好走を見せた大分東明高校出身のモカヤは、全国の舞台でも持ち前のスピードでチームの順位を押し上げます。

モカヤ

(モカヤ)「私は区間5位がターゲットです。クイーンズ駅伝を頑張ります」

おととしのクイーンズ駅伝では最下位と悔しい結果に終わったキヤノン。今年は全国の強豪の中で存在感をアピールする走りを見せます。