11月8日に発生したホーバークラフト1番船「Baien」の接触事故を受け、運航会社では今後の安全対策として実際の航路を使って、イギリスの旅客運航会社から操縦士が訓練を受けることになりました。

この事故は就航に向けた訓練初日の11月8日に、ホーバークラフトの1番船が大分空港に隣接する発着場でガードレールに接触したものです。

事故を受けて運航会社の大分第一ホーバードライブは今後の安全対策を取りまとめ21日公表しました。それによりますと、操縦士の訓練について、来年1月の3番船到着後に、実際に旅客運航を行うイギリスの会社から実際の航路を使って直接指導を受ける計画です。

一方、損傷した1番船については1月末以降、イギリスの造船会社が復旧作業にあたる予定で、修理にかかる日数は未定だということです。大分第一ホーバードライブは安全運航を第一に引き続き、今年度中の就航を目指したいとしています。