大分県中津市の貴船神社に古くから伝わる秋祭り「さいすくい」が行われました。

「さい」とは小魚のことで、締め込み・鉢巻き姿の子どもたちが神社の側を流れる川に入り魚をざるですくっていきます。

かつてはフナやメダカなど多くの魚が泳いでいたこの川も今やその姿を大きく変えてしまったことから、祭りに供えてあらかじめ100匹程の川魚を放流しました。

子どもたちがすくった魚は神前に供えられ、今年の豊作に感謝し来年の五穀豊穣を祈ります。