児童虐待防止月間にあわせて行政などの関係者が別府市から大分市までをオレンジのたすきをかけて歩く啓発活動が行われました。

このオレンジリボンたすきリレーは11月の児童虐待防止月間にあわせて県社会福祉協議会などが4年ぶりに実施したもので、行政やNPOなどの関係者140人が参加しました。

一行は別府市役所からゴールの県庁に向けて出発。「こどもの幸せのために」と書かれたのぼりを使い、虐待防止を呼びかけました。

(県中央児童相談所・河野洋子所長)「児童虐待というものは大変痛ましいものなので子どもの様子が変だな、気になるなということに気づいた方は相談を寄せてほしいと思います」

県によりますと昨年度、児童相談所に寄せられた虐待の相談件数は1786件で過去最多となっています。