障がい者が制作した絵画や工芸品を紹介する「ときめき作品展」が大分県立美術館で始まりました。

この作品展は県と県障害者社会参加推進協議会が作品発表の場を設けようと毎年この時期に行っています。会場には絵画や工芸、写真、書、陶芸など6つの分野で応募があった547点が展示されています。

このうち日出町在住で手足に障がいのある中島真一さんの切り絵「将軍」は、アートナイフを口にくわえて仕上げた作品で、かわいらしい犬の表情が繊細な陰影で表現されています。

会場にはこのほか手作りのコーヒーカップなどの陶芸作品も展示されています。「ときめき作品展」は11月19日まで県立美術館で開催されています。