大分県内の9月の有効求人倍率は1.38倍と前月をわずかに下回りましたが、九州では最も高くなっています。
大分労働局によりますと、県内の9月の有効求人倍率は前月を0.01ポイント下回り1.38倍となりました。これは全国平均の1.29倍を上回り、九州では最も高い倍率です。有効求人数は2万5300人で、前月に比べ0.4%減少した一方、有効求職者数は前月と変わりませんでした。
産業別の新規求人数は医療・福祉が2530人、建設業が1133人となっていて、この分野の人手不足が目立っています。10月以降について大分労働局は、行楽シーズンで求人が増える要素はあるものの、物価高によって人件費を押さえたいというマイナス要因もあり、先行きは不透明としています。