竹灯りが城下町を包む大分県臼杵市の「うすき竹宵」が4日、5日の2日間開催されました。今年は4年ぶりに般若姫行列も通常通りの規模で行われ、多くの来場者でにぎわいました。
2万本の竹ぼんぼりが石畳を照らす「うすき竹宵」が、秋の風物詩である大分三大竹灯りのトップを切って土曜日から2日間、臼杵市中心部で開催されました。
今年は祭りの中心行事である般若姫行列が4年ぶりに通常規模で行われ、華やかな一行が夜の城下町を練り歩きました。また、竹ぼんぼりの製作団体も去年から8団体増えて、コロナ禍前の姿を取り戻した竹灯りの幻想的な光景を多くの来場者が楽しんでいました。
(来場者)「光があってきれい」「小学生が作ったのを見てかわいいなと思いました」「やっと元に戻ったなという実感を得られてとてもいうれしいです」
(うすき竹宵実行委員会・白根圭吾実行委員長)「みんなニコニコして楽しんでくれたのでよかった。この暖かい灯りがいつまでも続くといいなと思っています」
秋の城下町をやさしく包み込む竹ぼんぼりの灯りが、訪れた人にひとときの癒やしを与えていました。