6日午前、大分市中心部の雑居ビルに、缶のような金属製の箱に入った不審物のようなものがあるとの通報がありました。警察が確認したところ、不審物は見つかりませんでしたが、現場周辺は一時騒然となりました。

6日午前9時半頃、大分市府内町の事務所や飲食店が入る雑居ビルの関係者から「エレベーターホールに不審物のようなものがある」と110番通報がありました。

駆けつけた警察が調べたところ、1階のエレベーターホールにあった不審物は高さが15センチ、横と縦の長さが23センチの缶のような金属製の箱です。

警察はビルで働いている人を避難させ、付近の道路を通行止めにして不審物の缶の中身を調べました。箱の中からは不審なものは何も見つからず、午後1時半頃、付近の道路の交通規制を解除しましたが、現場には何台ものパトカーが急行するなど、一時騒然となりました。