大分市に新設される長距離ミサイルの大型弾薬庫計画について住民説明会が2日夜開かれ、安全性をめぐって紛糾しました。

九州防衛局が開いた2日夜の説明会には、地元住民らおよそ130人が出席しました。政府は大分市の陸上自衛隊大分分屯地に長距離ミサイルを保管できる大型弾薬庫2棟を新設し、11月中にも工事を始める計画です。

会では九州防衛局が工事の概要や期間などについて説明。これに対し、住民からはミサイル配備後の安全性を不安視する声が相次ぎました。

(参加者)「ミサイルをなぜ団地の人口の多いところに持ってくるのか?ここにみんな不安を感じている」

九州防衛局は「防衛力・抑止力を高めるための整備」と強調、引き続き情報提供していくとしています。