大分県九重町の男性が国の補助金名目の特殊詐欺被害にあい、電子マネー40万円分の利用権をだましとられ、警察が捜査しています。

警察によりますと、被害にあったのは九重町の60代の男性で、10月9日、男性の携帯電話に「遂に順番が回ってきました」とURLが添付されたメッセージが届きました。男性がURLにアクセスしたところ「国の補助金が受けられます」と表示され、その後もメッセージのやり取りなどから手数料として電子マネーを購入するよう指示されました。

そして、男性は指示通リに10月10日から18日にかけて、14回にわたり、コンビニのマルチコピー機で購入した電子マネーの利用コードを相手に伝え、合わせておよそ40万円の利用権をだまし取られました。

男性が不審に思い、警察に相談したところ、詐欺の被害にあったことが分かったものです。

警察は詐欺事件として捜査していますが、「補助金を受けられる」とか「電子マネー購入」などは詐欺のキーワードなので、警察や家族への相談を徹底するよう呼びかけています。